【新唐人2015年1月4日】台湾の親中共過激派団体「愛国同心会」は長らく、台北101(タイペイいちまるいち)で法輪功を中傷し、暴力事件も起こしてきました。おととし、新唐人の記者が現地で取材していたころ、中国の国旗を持った愛国同心会のメンバーに妨害され、携帯電話を壊されました。先日、台北地方裁判所は、このメンバーに有罪判決を下し、メディアの自由に取材する権利を保障しました。
新唐人テレビ局 陳真記者
「暴力はいけません」
おととしの10月7日、愛国同心会のメンバー、蕭勤(しょう きん)被告は台北101の前で、中国国旗を持って新唐人の記者を襲い、記者の携帯電話を壊しました。去年7月、検察に起訴され、先日、台北地方裁判所から強制罪と侮辱罪で有罪判決を下されました。
新唐人テレビ局 陳真記者
「愛国同心会が中共の国旗で、私を襲った映像はネットで広く流れています。事件に関心を持ってくださった視聴者や同僚に感謝します。報道の自由は譲歩できません。この判決は台湾のメディア人の励みになるでしょう」
台湾新聞記者協会 陳暁宜会長
「台湾の民主社会は暴力を許しません。彼女は公の場で取材していたので、問題ないはずです。記者の取材権の範囲内です。皆 尊重すべきですし、取材権は保障されるべきです」
判決では「新唐人テレビ局の記者の取材活動は合法的な権利の範疇内である」と強調し、被告の「責任逃れの主張は受け入れられない」としています。
新唐人は以前からずっと、中国内外の中共過激派組織に注目しており、彼らが世界各地で起こした暴力事件を暴露してきました。
新唐人テレビ局 陳真記者
「世界の新唐人記者の1人として、信じていただきたいです。米国、香港、台湾の観光地など、中共過激派組織の暴力を暴露し、皆様の情報を知る権利を保障します」
新唐人はこれまで幾度も愛国同心会の暴力事件を報道してきました。今回、有罪となった愛国同心会のメンバー、蕭勤はほかにも、中国国旗の棒の部分で、通行人の女性を襲い、腹部や頭部に怪我を負わせ、傷害罪と過失傷害罪で50日間の拘留処分となりました。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2015/01/02/a1165916.html(中国語)
(翻訳/河合 ナレーター/村上 映像編集/李)